活動報告

2019年 バヌアツレポート part2

3日目は、ワクチン保冷庫の見学から始まりました。
 

ここには、バヌアツ全域のワクチンが最初に集まる中央保冷庫と、首都ポートビラがあるエファテ島を含む、シェファ州のワクチン保冷庫が併設されていました。

中央保冷庫は、冷気が逃げないよう、扉がいくつかに分かれていて、しっかり温度管理されています。
冷蔵管理された部屋に、いくつかの冷蔵庫・冷凍庫があり、そして、人が入れる大きな冷蔵庫もあります。

保健省の予防接種拡大計画課のレナードさんに説明していただいています。

JICAのマサエさんが、現地の方がワクチンの期限などを自分たちで管理できるよう、使う順番を分かりやすくしてありました。
それまでは、手前から使い、手前に補充してしまい、奥の方が期限切れで使えなくなるということがあったそうです。
貴重な寄付などの支援によるワクチンですので、ムダにしないよう、そして現地のスタッフだけでも管理ができるようにと、いろいろアイディアを出されているようです。

これは、先ほどの写真の大きな冷蔵庫の内部ですが、「use①」とか「use②」と書いてありますよね。
こうすることで、①の方から使ってくれるようになったそうです。
 

こちらは、みなさんにご支援いただいているポリオワクチンの冷蔵庫です。
ワクチンの種類によって、保管温度が違うので、分類分けされています。

たくさん保冷材も入っていますが、これは、コールドボックスという、持ち運び用の箱に入れるのに使います。
保健所での接種ではなく、遠隔地に接種に行く「アウトリーチ」で使われます。
冷蔵庫を持ち運ぶわけにはいかないので、コールドボックスに入れて温度を保ちながら持っていきます。
この青い箱がコールドボックスです。

保管庫では、ホワイトボードで在庫管理も一目で分かるようになっています。

それから、メレ地区の保健所に行きました。

メレ地区と近隣の地域をカバーしていて、人口は7000人くらいになるそうです。
1歳以下の赤ちゃんが170人くらいで、子どもたち全員にワクチンを接種するためにも、接種をやっていることを知ってもらうのが大事だそうです。
アウトリーチという遠隔地への出張接種は毎週金曜に計画されていて、それとは別に水曜と木曜に近隣の村に接種に行くそうです。
そうすることで、村でワクチン接種を受けた人から話を聞き、翌日に保健所にワクチンを受けに来たりするそうです。

ここにも保冷庫があり、ひと月に2回ワクチンが補充されるそうです。

ちょうど何組かの親子がワクチン接種に来ていました。
見慣れない人が来たからか、この男の子には、こんな表情をされてしまいました…
びっくりさせてごめんね!
 

ここは、保健所なので、わりと設備が整っています。

この後、先ほどお話しした、週2回計画されている村へのワクチン接種に行きます。

Part3に続く。

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