2021年活動報告
2021年活動報告
![JCV ロゴ](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/JCVロゴ.jpeg)
世界の子どもにワクチンを 日本委員会
![古着deワクチン ロゴ](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/古着deワクチンロゴ.png)
![JSV ロゴ](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/JCVロゴ.jpeg)
![古着deワクチン ロゴ](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/古着deワクチンロゴ.png)
ワクチンを 日本委員会
![](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/メイン画像.jpg)
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)様と
2021年の活動全体を振り返ります
![日本リユースシステム株式会社 古着deワクチン担当](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/IMG_3997.jpg)
日本リユースシステム株式会社
古着deワクチン担当
辻本真子
![世界の子どもにワクチンを 日本委員会](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/IMG_3996.jpg)
世界の子どもに
ワクチンを 日本委員会
髙橋昌裕
認定NPO法人 世界の子どもに
ワクチンを 日本委員会(JCV)様
と2021年の活動全体を
振り返ります
![日本リユースシステム株式会社 古着deワクチン担当](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/IMG_3997.jpg)
日本リユースシステム株式会社
古着deワクチン担当
辻本真子
![世界の子どもにワクチンを 日本委員会](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/IMG_3996.jpg)
世界の子どもに
ワクチンを 日本委員会
髙橋昌裕
辻本:まずはじめに、古着deワクチンをご利用くださったお客様、またこの取り組みを応援くださる皆様に深く感謝申し上げます。
高橋:古着deワクチンを通して、ポリオワクチン912,863人分(関連事業含む)をご寄付いただきました。本年もたくさんの温かいご寄付をいただき、JCVからも深く感謝いたします。支援国からも、ワクチン寄付のお礼の言葉をたくさんいただいています。
―子どもワクチン支援活動について
辻本:新型コロナウイルスの影響があり、今年も支援活動に向かえずとても残念でした。支援国の状況はいかがでしょうか?
高橋:支援している国は、医療をはじめ全ての社会インフラが日本とは比べものにならない程脆弱なため、いまだに新型コロナウイルスの影響を大きく受けています。それでも子どもたちの健康のために現地政府や自治体、医療従事者、現地協力者が一丸となって日々奮闘しています。
辻本:現地の具体的な情報はありますか?
高橋:ラオスでは、昨年も4月から首都を中心にロックダウン(都市封鎖)が発令され、子どもの定期ワクチン接種活動も中断されてしまいました。制限が緩和された10月以降、ワクチン接種活動を精力的に進めましたが、まだ3人に2人の赤ちゃんが、1歳になるまでに必要なワクチン接種を完了できていません。コロナ対策に人員が振り分けられ人手が足りない状況ですが、看護師は診療所の無い小さな町や山岳地帯の集落を訪問する「出張ワクチン接種」を行い、ワクチンを届ける活動を継続しています。
辻本:現地の様子がとてもよく伝わってきます。一方で、ミャンマーのクーデターもとても心配です。ワクチンを支援する国の中には、暑い地域、山岳地域、海や川を越えないとたどり着けない場所もありますよね。コロナに気を付けながら、マスクを着用してこういった場所へ「出張ワクチン接種」に向かうのは、とても大変だと思います。
高橋:本当にそうですよね。コロナ禍でも子どもたちのために、また古着deワクチンを利用くださったお客様からいただいた寄付やワクチンを無駄にすることがないように、現地で精力的に活動くださる皆様には感謝しかありません。JCVとしても現地をサポートできるように邁進していきます。
―古着deワクチン カンボジアでの新しい挑戦について
高橋:古着deワクチンでも、2021年は新しい動きがありましたよね。
辻本:はい。カンボジアで「古着deワクチン直営店舗兼センター」のオープンが決まりました。古着deワクチンを利用されたお客様からお送りいただいた大切な衣類等を販売・選別し、世界中に再輸出するための拠点になるんです。
高橋:とてもワクワクする動きですね。プレオープンをした時も大盛況だったとのことで、オープンがとても楽しみです。
辻本:2022年春頃のオープンを目指しています。ちなみに、スタッフの方は、ポリオによる後遺症や障がいがある方、かつてゴミ山で暮らしストリートチルドレンだった若者が中心なんですよ。
高橋:「古着deワクチン」ならではですね!
辻本:はい。そして、ただ仕事をするだけでなく、「支援される側だった人が支援する側に回れるように」というテーマを掲げていて、障がいや貧困といったハンデがあっても、一生懸命働くことで自立する。そして、今度は誰かに手を差し伸べてあげられるようになることを目指しています。なので、自分たちと同じようにポリオで苦しむ子どもがいなくなるようにとの皆の思いから、店舗(小売り)で衣類などが1点売れる度に、ポリオワクチン1人分を寄付するようにしているんですよ。先日プレオープンした時には、たくさんのお客様に衣類などを喜んでいただき、またこの取り組みはいいね!とおっしゃっていただいたので、スタッフ全員やる気満々です!
高橋:古着deワクチンを通して、SDGsのゴール達成に向けた取り組みがさらに広がっていきますね。JCVとしても、私個人としても、このカンボジアでの取り組みを応援しています!
![2022/05 活動報告](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/下部画像1-scaled.jpg)
![2022/05 活動報告](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/下部画像2.jpg)
![2022/05 活動報告](https://furugidevaccine.etsl.jp/wp-content/uploads/2022/05/下部画像3-scaled.jpeg)
―最後に
高橋:コロナ禍でも「古着deワクチン」をご利用くださるお客様のおかげで、子どもたちの命と健康が守られています。改めて感謝をお伝えすると共に、これからもお預かりしたご寄付をワクチンという形で世界の子どもたちに届け、命を救うため誠実に活動してまいります。
辻本:弊社でも、一人でも多くの方に喜んでご利用いただき、また応援いただけるような「古着deワクチン」を目指しております。一人でも多くの子どもたちに継続した支援ができるよう、また世界の笑顔を増やすことができるよう精進してまいります。カンボジアでの新たな取り組みも、是非温かく見守っていただけると嬉しいです。今後とも、古着deワクチンをよろしくお願いいたします。